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早期退職を考える人たちへ
早期退職が盛んな日本の製造業。去るか、残るか悩んでいる人たちへの参考として私の経験を伝えます。 左下「カテゴリ」を目次代わりにしています。
担当決めても仕事決めず
 これは会社を辞めていくつかの顧問を経験したことで、だめな会社の
あるいはだめになる会社のはっきりとした症状がわかってきました。

よく言われることですが、だめな会社は社員がだめなんではなく管理職
がだめなんです。そして腐っている管理職を平気で飼育している経営者
がその主たる病巣でしょう。

こういうとそんな一般論で。と思われるかもしれませんが私が顧問とし
て関わってきた会社はどこもこの問題を抱えていました。私がかつて所
属していた職場もおなじレベルにあったと思います。

数万人もいる大企業であればそれぞれの部門ごとに異なる文化や秩序、
義務と責任に対する温度差のある意識があるでしょう。でも私が顧問を
請け負うのはいわゆる中堅もしくは中小企業です。

これまでそれぞれの会社を見てきて感じたのは責任者、担当者は決める
ものの仕事の中味は決めていないということです。というより決められ
ないのです。自分にできないことを押し付けているだけです。

新しく始まった仕事、君にその責任者となって働いてもらいたい。とか
そんな力強いことばで励まされ、やるきまんまんになります。でも仕事
が進むにつれ、新しい仕事の進捗は思うに任せず、自分は何に責任を負
っているんだろう。私に与えられた権限はなんなんだろうと思い始めま
す。責任者に与えられた仕事とはなんなんでしょう。

仕事が停滞し始めると個別の作業についても担当者が任命されます。購
入部品の品質をなんとかするのはお前の仕事だ。膨れ上がった作業人員
を減らすのはお前の仕事だ。工程内の不良率をなおすのはお前だ。でも
彼らに何をやれとの指示はないのです。結果だけを求め権限を明確にし
ないのです。

現状を良くすることが仕事。たしかにそうですがそれがそのまま実行で
きるのなら社長は要りません。会社を黒字にしろ。それが仕事だとして
なん億円もの給料はらっても答えはでてこないのです。

指示の出し方に訓令、命令、号令というのがあると教わったことがあり
ます。訓令はまさに「総力を挙げ○○を達成せよ」というもので全ての
指揮命令権が与えられた上で、その本人の力量にすべてを委ねるものだ
そうです。昔でいえば国家元首が軍のトップに出す指示です。

これに対し命令とは目的と手段を指示するのです。何個師団を用い艦船
はどれとどれ。戦闘機と爆撃機、ミサイルの使用はこの範囲を前提に、
いついつまでにどこそこを陥落せよと。与えられる武力と時間があって
そのなかで作戦を立て、目的を達成せよとの指示です。

そして号令は「右向け右!」などという人間の動作への指示です。指示
を受けたほうは何も考えずに言われたとおりに体を動かす。

いっぱんに会社の中で行われる指示は「命令」です。よく業務命令って
いいますよね。でも実情はほとんどが訓令レベルなんです。なにひとつ
方法論も権限の範囲も含まれないんです。それは指示を出す上司が何ら
方法論をもっていないからなんです。

そういえば私も晩年に干されたとき、部門長から「品質全般を担当しろ」
と食堂の隅っこに呼び出されて辞令を受けました。品質全般の意味がわ
からなかった私は「具体的イメージが湧きません」と答えたら上司から
のことばが「おれもわからねえんだよ」でした。ありゃまあ。それでも
命令かよって。

いまドラマでやっている幕末の毛利の殿様は「そうせい侯」といわれて
いました。家臣からの進言に対し「そうせい」と応えたのだそうです。
サントリーの創業者も「やってみなはれ」でした。ソニーの創業者は「
上司に隠れて仕事しろ」でした。

これらはすべて訓令で、最後の責任は私がとりますという覚悟の産物で
す。形勢不利になると責任を押し付けてトンズラするような連中とは違
うのです。

会社を辞めて、自営業者としていくつかの企業と付き合った印象はどの
会社でも規模の大小を問わずおなじ幼稚な問題を抱えているということ
でした。

サラリーマンを続けている皆さん。もし長く会社でいい仕事がしたいと
思うのなら指示を受ける場合も、指示をだす場合もこの「訓令・命令・
号令」を勇気を出して区別し態度を決めたほうがいいです。そうしない
と会社は傾き、先は短くなります。

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