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早期退職を考える人たちへ
早期退職が盛んな日本の製造業。去るか、残るか悩んでいる人たちへの参考として私の経験を伝えます。 左下「カテゴリ」を目次代わりにしています。
デジタルAVの苦境
 ソニーに限らず、パナソニックもシャープも大変な苦境に追い込まれ
ています。最近話題に上がるAV機器メーカーはこの3社ですが、かつて
人気を博していた数々のAVメーカーはすでにリングから降りてしまって
います。現在辛うじてがんばっているのがこの3社です。

この苦境がスマートフォンの登場に強く影響されていることはご承知の
通りです。2011年度の日本国内におけるスマートフォン販売台数は4274
万台だったそうです。ものすごい数です。このスマートフォンがAV家電
の仕事を一変させました。

私たちはこれまで様々な場面でそれぞれの機器を使い生活を楽しんでき
ました。居間にあっては大きなテレビ、部屋では卓上テレビ。ステレオ
もラジカセもウォークマンも。ここ10年くらいでも携帯電話やカーナビ、
ワンセグテレビなどが生み出されてきました。各社どのようなシチュエ
ーションに向け、どのような製品を提供してゆくのか。これに凌ぎを削
り、より便利なものを開発し製品化することで市場もビジネスも大きく
してきました。

しかし半導体の発達とデジタル化、そして高速通信網の発達により1つ
の機器があれば概ね足りてしまう環境が整いました。それがスマートフ
ォンです。あるときはPC、あるときはカーナビ、あるときはテレビ、そ
して自宅でドックに挿せばステレオになります。もう様々なシチュエー
ションにおけるそれぞれの機器は必要なくなってしまいました。

私はこのことがデジタルAV家電業不振の真因だと考えています。つまり
今各社が追い込まれている状況は一過性のものではなく、構造的なもの
として捉えなければなりません。高性能で魅力的な商品ができれば売り
上げや利益も伸びてゆくことは間違いありませんが、市場そのものが小
さくなっているのですから今まで通りの大きな体は維持できません。

ソニーは9月に医療機器メーカーのオリンパスと外科用内視鏡分野での
提携を発表しました。提携業務にはデジタルカメラも含まれていました。
そして平井社長は会見で『医療事業の成長を加速させ、新しい柱にした
い。2020年には2000億円くらいのビジネスに育てたい』と語っていまし
た。しかしここ5年間で消えた売上げは2兆円です。2012年に入ってから
はスマートフォンの普及も進み、デジタルAV機器の販売台数は急激に減
少してきているはずです。そういった中で8年後に2000億円を見込むビ
ジネスが会社を支える柱になりうるでしょうか。

1000円を下回った株価はこの時、一時的に1000円台を回復しました。そ
ういった意味で効果はあったのかもしれませんが、エレクトロニクスを
支える柱としてはあまりに心細い、竹串のようなものに見えてしまいま
す。

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