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早期退職を考える人たちへ
早期退職が盛んな日本の製造業。去るか、残るか悩んでいる人たちへの参考として私の経験を伝えます。 左下「カテゴリ」を目次代わりにしています。
その踏切はいつ開きますか
 自宅からJRの駅までの間に踏切があります。ここは線路がS字に曲が
っている場所で車両は止まりそうになりながらゆっくりと通過していき
ます。そのためでしょうか踏切がなかなか開きません。

上り、下りの通過表示がありますが、1台通過しても消えず10分以上も
閉まったままのこともあります。電車が徐行して通過することを知って
いる乱暴な人は遮断機が降りていても下をくぐり抜けて渡ってゆきます。

サラリーマンをしていたころは線路を越えることがなかったので通勤に
支障をきたすことはありませんでしたが、昨年末からのアルバイトは電
車通勤のためこの踏切を越えなくてはなりません。朝9時前なので結構
頻繁に運行されている時間帯です。

路線バスも通るこの踏切は交通の障害になっていたようで、何年か前に
人も車も通れる地下道が設けられました。踏切のすこし手前から迂回し
階段を登れば踏切の向こう側にでられるようになりました。

この踏切を越えるのに面白いことに気づきました。以前はちょうどいい
時に開いてくれるとラッキーだし、わざわざ地下道を迂回することはし
ませんでした。しかし予定の時間に余裕がなかったり、出勤時刻がぎり
ぎりになりそうな時はのんびりしていられません。不安になったりいら
いらしたりします。

そしてなかなか開かないので、少し戻って地下道を迂回して踏切の向こ
う側にでたとき、すでに踏切が開き人や車が通り過ぎてゆくのを見ると
すこし悔しかったりしました。「チェッ、待ってりゃよかった」と。

こんなことを毎日続けているのが面倒になりました。時刻までに着けれ
ばいいだけのことで、なにも1分、1秒早く職場に着きたいわけではあり
ません。間に合えばいいだけのことです。損も得もありません。

いつ開くか分からない踏切に期待して自分をそこに滞留させていたのだ
と思っています。いくら焦っても自分で踏切を開けることはできません。
以前娘を学校まで迎えにいって、路線バスで戻ってくる途中この踏切に
つかまってしまったことがあります。10分以上待たされました。

私のすぐ前の席にいたオバサンが携帯電話を取り出し「ねえ、どれだけ
待たせるのよ。すぐに踏切開けなさいよ。電車来てないじゃない!」と
怒鳴っていたんです。電鉄会社の株主さんだったんでしょうか。それで
も踏切は開きませんでした。まあ、あたりまでだけど。

この踏切の越え方を決めました。迂回路との分岐点に来たときに開いて
いれば足を速めて渡る。閉まっているときは迂回する。上りと下り両方
の矢印が点灯しているときは十中八九だめでしょうが、片方だけだった
らじきに開くかもしれない。でも開かないかもしれない。

迂回して踏切の向こう側に出たとき、すでに踏切が開いていてそれまで
待っていた人や車が先に進んでいることもあります。でも私は間に合え
ばいいだけのことで、その人達と競争しているわけでもなんでもないの
です。自分の都合に合っていればいいだけのことです。

時間に追われているときこそ迂回路を早足で抜けていくようになりまし
た。踏切は自分で操作できませんから。線路の下をくぐっているときに
警報が止み踏切が開いたことがわかるときもあります。向こう側に出て
みるとさっきまで鬱々と待っていた人や車が気持ちよさそうに先を進ん
でいます。

気づいたのはなにも先にいなくてもいいということです。予定している
時刻に間に合えばいい。そして踏切がすぐに開いて、迂回路を通るより
早く越えられたとしても行き着く先は一緒です。

いつ開くか分からない。近づいてくる電車の矢印を見ながら開く時を予
測し、そのカンに賭ける。でも結果がでるまで、できることは待つこと
だけです。迂回路を選択すれば、早足もできるし、走ったっていい。

自分の都合でやり方が決められます。でも踏切は開かなければ向こう側
にゆくことはできません。

自分でコントロールできる手段は他にもあるでしょう。踏切のない経路
とか、電車に乗る駅を変えるとか。選択はたぶん無限にあります。

踏切の前で開くのをじっと待っているのであれば、自力で迂回して線路
を越えてみるのはどうでしょう。別に踏切に集まっている人達と競争し
ているわけでなないのだから。自分の意思で進みを決められる道を選ん
でみてはどうでしょう。

それがほかから見て、他とくらべて遅かろうが早かろうがどうでもいい
じゃないですか。自分にとって気持ちのいい、自分の時間の使い方は自
分で決めればいいです。

余談ですが毎日が自由になったので85歳になる母の通院に付き添います。
国立の大きな病院ですが、そこには大勢の自分の意思では自分自身をど
うにもできない高齢の通院者が列をなしています。生きること自体に全
力を尽くしているように思えます。

あなたの足を止めている踏切はいつ開きますか。開くまでの時間あなた
は何をして過ごしますか。開いたときにどこに向かって歩き出しますか。
そしてその時、あなたにはどれだけのエネルギーが残されていますか。
それともむりやりに遮断機をくぐって向こう側に行きますか。

このブログを読んでいるあなたは、いま自分の人生の今後に思いを馳せ
ているのだろうと思います。そして開かない踏切の前でたたずんでいる
のではないでしょうか。自由にならない状況は不安になったりいらだっ
たりします。でも障害を迂回する道を進めば自分自身の力にふさわしい
早さと時間で行き着くことができます。

私はいま迂回する線路下の地下道から、ようやく明かりが射す上り階段
に差し掛かっているような気がします。

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