プロフィール

運はみんなに平等

Author:運はみんなに平等
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

早期退職を考える人たちへ
早期退職が盛んな日本の製造業。去るか、残るか悩んでいる人たちへの参考として私の経験を伝えます。 左下「カテゴリ」を目次代わりにしています。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

浅草の靴職人さん工房①
 台東区手作り工房巡りの最初は「The Shoe Work Shop」という靴工房
でした。前にも書いたとおり見学、体験を申し込むにあたりまず現場巡
りをした際に予約させていただいた工房です。

末光 宏さんという方が個人で経営されている、いわゆる作業場でした。
広さ10坪ほどの作業場の中央には畳一枚分くらいの作業台に靴の革を
裁断する型紙や作業工具が置かれていました。入って右側には工具抽斗
や接着剤などが収納されている机、その前には椅子、さらに頻繁に使用
する工具や材料が収められている木製のワゴンがありました。

作業場の周辺には縫製に用いるものでしょうか、工業用ミシンに似た機
械が4~5台ほど置かれていました。たぶん革を縫う機械、底を縫い合わ
せる機械など工程ごとに必要なものだと思います。遠めにはやはりミシ
ンのようです。

約束の10時にドアを押したところ、末光さんはすでにスタンバイしてい
ました。『やあ、どうも』と心安く声をかけてくれて、椅子を差し出し
紅茶を入れてくれました。この段階でもうメロメロでしょう。

2代目、3代目、いつの頃から浅草で革製品を扱っているのかと聞いたら
なんと『私が初代なんです』と意外な回答。靴製作会社に就職したけど
客の言い分と職人の言い分、どちらも切り捨てることなく仕事を進める
ことの難しさを知り、自分で作れるようになるのが早道と決め革靴業界
では聖地とされるイギリスに留学し、一年半学び仕事を始めたとのこと。

予約に伺った時に話されていたように、靴にする甲側の縫製はすでに終
えてあり、靴の木型に嵌めて形作る工程の準備が整えられていました。
私がお願いしたため、わざわざこの日時に合わせて準備してくださった
のです。

縫製された革を木型にかぶせます。木型で作られた足首にあわせ革を被
せます。そのとき縫製された革に設けられた靴紐の穴に太めの糸を通し
編んで結んでおきます。この結び方がきつくても、緩くてもだめです。
ちょうどいい具合に紐を締めて型に被せてます。

木型の底には靴の中底となる厚手の革が付けられています。靴を注文す
るお客さんは市販のものでは満足できない方たちです。足の形は千差万
別、自分の足にあった、歩きやすい靴がほしいひとたちが注文に訪れま
す。足型を採る際、足の平のどの辺りに体重が分布しているかを調べて
おきます。

大きな加重がかかっている部分は濃い色がでるようになっています。木
型はこれらの計測結果に基づき靴木型専門の職人さんが製作しています。
加重が大きい場所は、足の平が出っ張っている訳です。靴木型もそれを
再現するように製作されています。

中底の厚手の革をこの木型に合わせると、木型の出っ張っている部分が
下に膨れてきます。そのまま底をつけると底まで凸凹してしまうために
中底を木型に貼った時点で、その裏側の出っ張った部分を漉いてゆきま
す。中底の革裏を削いでゆくわけです。

凹凸が亡くなったら甲側の革を中底の裏側に回すように引っ張ってゆき
ます。足首の位置や革を縫製しているステッチ(縫い目)の位置を確かめ
ながら、要所要所を木型の足底に釘止めして行きます。木型は靴を注文
した個人のものです。同じお客さんが多くの靴を注文すると一つの木型
でたくさんの靴を作ることになります。なので、木型の底には無数の釘
の穴が残ることになります。釘が打てないくらい穴が空いたら木型を作
り直す必要があります。そういうお客様もいるようです。

書いているとどんどん書きたくなります。長くなるので一旦区切らせて
ください。続きを書きます。

関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://soukitaishoku1210.blog.fc2.com/tb.php/22-73a59b7f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。