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早期退職を考える人たちへ
早期退職が盛んな日本の製造業。去るか、残るか悩んでいる人たちへの参考として私の経験を伝えます。 左下「カテゴリ」を目次代わりにしています。
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Give and Given
「Give and Take」はよく使われることばですが今回テーマにしたの
は「Give and Given」です。私の造語で「結果は与えられるもの」を
意味しています。昨年行った講演会で使った言葉ですがとても気に入
ってしまい最近よく使っています。

我が家には大学受験生が一人おります。センター試験も終わりいよい
よ個別の大学でのテストが始まりました。本人は緊張を悟られまいと
振舞っているようですが日常の言葉遣いや仕草にその「緊張するまい
ぞ」という緊張感があふれ出ています。

試験を受ける本人かそれ以上に母親が緊張しています。ピリピリ感が
押し寄せてきます。猛威をふるうインフルエンザに罹らないようにし
ないといけない。試験当日のお弁当は食べて楽しく、その上眠くなら
ない献立にしないといけない。そんな使命感が伝わってきます。

試験問題が解けるかどうか、当日の体調や心の持ちように左右される
でしょうが結果を支配するのは入試問題を解く力がついていたかです。
力をつけるために過ごしてきた時間とその間の作戦そして本人の遂行
に対する審判が下る訳です。

結果とはそれに向かって進めてきた活動に対する審判です。立案した
作戦とその遂行に対する判定です。頑張りが足りなければ期待する結
果は得られませんし、いくら多くの時間をつぎ込んでも作戦が的外れ
では合格できようもありません。この双方が整って始めてよい結果が
もたらされるわけです。

娘の結果がどのような形でもたらされるかわかりませんが、それらは
娘が大学入試を意識してから以降の活動に対する審判としてもたらさ
れるものです。

結果は直接取りに行くことのできるものではありません。普遍的に与
えられるものです。結果にコミットするなんて宣伝を耳にすることが
ありますが、結果に責任を負うことはできても結果を事前に担保する
ことなんかできません。

マージャンをはじめ賭け事で「勝ち逃げは許さねえ」とか「俺は勝つ
までやめねえんだよ」といった台詞が使われることがありますがこれ
は勝利にコミットしてるのでもなんでもなく、不都合な結果は受容れ
ないと宣言しているだけのことです。最近どっかで大統領になった男
の台詞と一緒です。

会社の業績が悪かった。それは事業計画が幼稚だったか社員がサボっ
たかのどちらかです。前者は経営者の責任、後者は現場管理職の責任
です。結果を受容れてはじめて反省があり進歩があります。

「どうやるかは君に任せるよ、結果だけだしてくれればいいから」?
そんな無能な上司に使われていませんか。仕事を担当者に任せて結果
責任もとらせる。そんな管理職は不要です。いること自体が害です。
ましてや結果を隠蔽し、都合いいように捏造するに到っては言語道断。

Give and TakeはTakeすることを前提にGiveする行為です。Takeでき
そうもなければGiveしない。商売や交渉における姿勢を表したもので
しょう。私達の日常の活動はそうじゃない。得られるかどうか判らな
いけど、それに向かって一生懸命にがんばる。

正しいと思われる作戦を一生懸命考え、その遂行に全力を尽くす。そ
して結果を受容れる。「結果」とはそういう意味のことばでしょう。

このことは引き続き考えてゆきたいと思います。もう一回書きます。

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