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早期退職を考える人たちへ
早期退職が盛んな日本の製造業。去るか、残るか悩んでいる人たちへの参考として私の経験を伝えます。 左下「カテゴリ」を目次代わりにしています。
たのしかった受験勉強
 2月26日(月)に都立高校の入学試験が行われ、娘の受験生生活が終わ
りました。昨年秋から「もうすこしがんばらないとなあ」ということに
話がまとまり一緒に勉強してきました。

多くの公立中学の生徒たちは都立高校の滑り止めとして私立を受験する
のですが、東京には「併願推薦」という制度をもった私立高校がたくさ
んあります。受験生のためのセーフティーネットのような制度で、中学
校の成績が私立高校の定める水準に達していれば、入試前に内定をくれ
るというものです。もちろん入学試験は受けなければなりませんが事前
に内定をもらっているので不合格になることはありません。

さまざまな学校の文化祭を見に行ったり、説明会に参加して、ここなら
よさそうだなあと決めた学校の推薦条件に通信簿の合計が2ポイント足
りなかったんです。

自分の位置をあらためて自覚したようでスイッチが入り、こっちの誘い
に乗ってきました。そして二学期の期末試験までに2ポイントアップを
目標とした勉強を一緒に始めました。中学2年から塾には通っていまし
たがきれいにノート整理することに一生懸命で、課題への理解がいま一
つだったようです。

いずれにせよ10月頃から塾のない日の夜や休みの日は過去の模擬試験問
題を復習する時間を持ちました。食堂のテーブルに向かい合って一緒に
問題を解く競争をします。理科の運動や電磁気、光などの部分では簡単
な実験装置をつくって計算結果とどのくらい合うかなどをたしかめたり
しました。

天体の問題につまづくと「きみは今でも天動説か」などとチャチャを入
れてからかったり、地球儀と照明を使って遊んでみたり。入社まもなく
買ってずっと倉庫で眠っていたオシロスコープをひっぱり出してきてコ
イルと磁石の作用をたしかめたり。

名作映画のDVDから英語の台詞を憶えたりもしました。いや、実に楽し
い時間を過ごしました。家族と一緒に過ごす時間は本当に楽しい。

昨年3月に私と同様に早期退職した女性は、毎日子供と一緒にいられる
のがとても楽しいと連絡をくれました。私の娘と同い年の娘さんがいる
のです。やっぱり高校受験に向けて一緒に勉強していたのかもしれませ
ん。

娘の苦悩の期間は無事終わりました。今日は学校の期末試験も終わって
解放感全開です。学校から戻ってソファーにどてっと寝っ転がって録画
した映画を見ていました。じつに楽しそうです。

反対に私はすこし淋しくなりました。そして3月末と決めた自立の期限
に向けて自分の勉強に集中しなくてはなりません。

でも本当にいい時期に十分な時間が持てたことはラッキーでした。本当
にいいタイミングで退職したんだなあとつくづく思います。

私にもまだまだ運が残っているんだと感じています。


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読売新聞の社説がソニー論評

 いつも辛口の記事を載せる読売新聞が社説でソニーをとりあげました。
2月12日の朝刊です。労働者階級の新聞として広告を載せることがない
ためかいつも辛口の記事を掲載する読売新聞が社説でソニーを扱うとは。

タイトルは「背水のリストラで再生なるか」です。四角囲みで「ソニー
不振」ともあります。文章の締めくくりには「大胆な改革をテコに、ソ
ニーらしい輝きを取り戻し、早期に復活することを期待したい。」と述
べています。

昨2012年度に430億円の「ゴキブリ黒字」出しました。それ以前の4期は
赤字だったわけですし、今期も1100億円の赤字です。大規模リストラが
始まったのは2004年度ですから、ずっとリストラを続けながらもずっと
赤字を続けてきたことになります。赤字に転落した2008年度からの累積
額は9660億円です。

社説は何度もなんどもリストラ(人員整理・資産売却・事業売却)と称し
人とモノの切り売りを繰り返すだけで一向に業績が改善せず喘いでいる
ことへのエールでしょうか。

そんなわけはありません。業績発表翌日の記事で、散々社員を放出し続
けてなお「周回遅れ」と評するソニーに対し期待しているわけはありま
せん。井深・盛田両氏が戦後の日本を世界に押し出したその業績に対比
させた極端な落胆のコメントです。無策な経営陣とピークを過ぎた製品
しか出せない、昭和時代に輝いたエースに対する惜別のことばかもしれ
ません。

JR北海道や東京電力、日本航空といった公共性の高い会社が社説に取り
上げられることはたびたびありましたが、そうでない民間企業に対する
社説を掲載するというのはちょっと違和感が残ります。それも大きな事
故を起こしたわけではありません。だらだらと赤字を垂れ流して社員を
次から次へと切り捨ててきたあきれた会社だというだけです。

この社説は近い将来に報道されるであろう「ソニー破綻」への布石では
ないかと感じます。その記事の中に「かつて・・・という社説を掲載し
たがその後も一向に業績が回復せず・・・」といった文字が並ぶことを
想定しているように思えてなりません。

今期の構造改革費用は200億円上積みされて700億円になりました。整理
解雇前、破綻前、分裂前の最後の大盤振る舞いでしょう。


やっぱり、やっぱりダメだった
 昨年末に失敗した電気工事士の結果のはなしではありません。そっち
の方はなぜか合格通知をもらい免許申請中です。情状酌量してもらった
のかもしれません。

今日2月6日夕方に行われた業績報告会の内容に呆れてしまった方も多く
いると思います。ソニーってやっぱりだめじゃん、て。

第3四半期の業績報告会を前にパソコン事業の売却をリークして衝撃を
多少和らげたつもりかもしれませんが、もうだれも期待していないこと
に気付いていないようです。

毎回繰り返される、多額の為替差益を貰いながらの下方修正。2013年度
の初めに発表した「ゴキ楽観論」はやはり単なる妄想でした。

そしてこの期に及んでまたまた言い訳に終始し、さらなる下方修正への
禍根を残しました。なんか気の毒になってきました。

パソコンVAIO事業の売却、テレビ事業の子会社化、陳腐化した設備除却
などによって来年度は1000億円以上の固定費削減が可能と発表してしま
いました。

今回発表されたリストラは5000人です。国内1500人、海外3500人との事。
これに伴う人件費の削減額を概算してみましょう。人件費は給与のほか
ボーナスや退職金積立金、厚生年金保険料、健康保険料、雇用保険料等
が含まれるため概ね社員の所得の2倍になると言われています。

ソニーは業界ナンバーワンの高給を誇っていますから、リストラされる
年齢層から考えて年収1000万円、人件費2000万円としましょう。海外の
従業員は東南アジア中心になることから高く見積もって1/3、600万円と
します。すると合計は510億円です。

そして今期計上した資産の除却費用465億円の償却費負担が軽減される
ことで、償却率20%として計算すると93億円です。

両方合わせても600億円にしかなりません。あとの400億円以上の削減は
どこから来るのでしょう。400億円は日本人2000人分の人件費に相当す
る額です。まさか子会社化したテレビ関連の人件費はソニー株の費用じ
ゃないからなんて詭弁じゃないでしょうね。どうせ連結決算になるわけ
だから。それとも給料払わないとか、来期中に売却しちゃうとかの腹積
もりなんでしょうか。

そもそも子会社化するだけで利益が上がるようになるというのもおかし
な話です。今までは社長がいらぬ口を挟んで足を引っ張っていたとでも
いうのでしょうか。だったら自分が社長を辞めた方がいい。

2013年通期の売上台数はパソコン580万台、テレビ1400万台です。これ
を切離すと発表しました。たぶん売上高にして1兆円を手放すと宣言し
たことと同じ意味になります。大企業は大きな売り上げがあってこそ、
内部のやりくりで利益に変換することができます。その虎の子の収入を
1兆円も自ら手放してしまうとは。

大規模な改革はこれで最後にしたいと。社長の仕事は従業員にむかって
どっちに向かって走ってゆくかを指示することです。その結果が赤字だ
からといって「改革」のため切り捨てるという。それは自分の指示通り
に働かなかった従業員に責任があり、したがって解雇するとの意味なの
でしょうか。思い上がりもいい加減しして頂きたい。

1995年に平の取締役から社長抜擢された仏文の出井、営業の安藤、2005
年のクーデターで突如現れた部品屋の中鉢、ブン屋のハワードそして今
ゲーマーの平井がリストラリレーのバトンをつないでいます。

発表中「適正な規模」という言葉が何回も使われたようですが、ソニー
にとっての適正とはどのあたりを指しているんでしょうか。売り上げに
見合ったと捉えると、売上げ減らしてどうすんのと思えるし、利益に見
合ったと捉えると他のエレキ事業もほとんど利益を出していません。

四半期ごとに訪れるこの業績報告会も辛いでしょうから、この辺でお開
きにしてはどうでしょう。ここにきて円高に振れてきています。次回の
報告でまたまた下方修正を告げるようならいいかげん潮時ではありませ
んか。