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早期退職を考える人たちへ
早期退職が盛んな日本の製造業。去るか、残るか悩んでいる人たちへの参考として私の経験を伝えます。 左下「カテゴリ」を目次代わりにしています。
早期退職金はいくらだったらいいのか
 早期退職の最大のメリットは上乗せされる退職金です。退職する時の
職位や年齢により様々だと思いますが、多いに越したことがないのは間
違いありません。ではいくらだったら踏ん切れるのでしょうか。

このブログがきっかけで先日テレビ局の取材を受けました。番組では老
後マネーに関する連載を組んでいて、早期退職を取り上げた回のもので
した。番組制作側は「いくら必要か」「いくらもらえたのか」を伝えた
いという主旨で構成していましたが、私の場合費用計算によって判断し
たわけではないので主旨に合わない回答しかできませんでした。居ても
しかたないだろうというのが基準になっていましたから。

しかし番組の構成上フィナンシャルプランナーのところに連れてゆかれ
私の場合の経済的見通しについて意見をもらうことになりました。ちょ
うどいい機会をいただいたので、自分なりに今後の収支に関するシミュ
レーションを行い、いったいいつからどれだけの収入が得られるよう進
めてゆかなければならないのかを考えてみました。

もちろんそこに含まれている金額のすべてが「れば・たら」なので目安
にもならないようなモノかも知れませんが、少なくとも直近の1年間、
雇用保険収入だけの間は自制のためにも可能な限り正確に見積もったつ
もりです。来年の3月までは月ごとに、それ以降は1年毎の計算にしま
した。

私の場合、この1年間で切り崩さなければならない退職金は300万円で
した。雇用保険金は全額で240万円ほどありますので、総額で540万円が
必要ということになります。

ちょうど来年高校生になる娘の塾や受験費用、修学旅行なども含まれて
いますが、7年後には大学受験、浪人になったらひょっとして毎年発生
するかも知れませんので油断はできません。

つまり退職金が1000万円上乗せされたとしても2~3年分にしかならない
わけです。65歳の年金受給までの10年間にいったいいくら必要なんでし
ょう。

答えは「いくらあっても足りない」だと思います。新しい生活に入って
ゆくに当たっては、新しい身の丈にあった生活をしてゆかなくてはなら
ないのです。収入に見合った生活を見つけてゆく必要があります。

しかし収入が減ったからといって縮小できないものがあります。これは
今現在すでに、将来にわたって必ず支払ってゆく義務を負っているもの、
負債です。私の場合、この負債は娘の教育費と住宅ローンです。この2
つは収入に関係なく支出してゆかなくてはなりません。多くの家庭が子
供の教育費捻出に腐心しています。

この負債が日々の生活に食い込んでくると厳しい状況に追い込まれかね
ません。

そこで早期退職金の受容閾値として「負債とつりあう」金額と考えては
どうでしょう。日々の生活費、それは稼ぎ出してゆくものと割り切って、
生活の水準は収入に合わせても、教育や住居は今の水準が維持できる。

負債も生活費もすべてをその時の収入に依存しているうちは、なかなか
決断することができないでしょう。破綻した会社が債権者に債権放棄し
てもらい、年度内の収支に集中し再建を果たす。この考え方に似ている
ようにも思います。

みなさんの考えはいかがですか。


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減らされてゆく選択肢
 2月7日ソニーの2012年度第3四半期の業績発表がありました。電気業
界全体として増収増益の報告が行われており、ソニーも昨年同時期との
比較で業績が改善しているとの報告でした。クリスマス商戦を戦った第
3四半期(10月~12月の3ヶ月)の売り上げは1.8兆円が1.9兆円に、利益も
-900億円から+450億円と増えていました。

円安による神風も大きく後押ししてくれていますが、主な理由は携帯電
話会社の「ソニーエリクソン」を100%子会社化しその全収益を会計に
組み入れたための結果でした。ソニー株が発表している公式ページでも
ここは明確に説明されています。

一方テレビ、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ウォークマン、プレステ
に代表される個人向けビジネスは「大幅な減収、減益が見込まれる」と
し、今年3月期の年度決算発表におけるダメージへの布石があからさま
に述べられています。一方金融などの好調に支えられ、2012年度全体と
しての利益は200億円の黒字に据え置くとしています。

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/viewer/12q3/

ソニーが発表した内容が掲載されています。売り上げの大半を担う民生
機器の売り上げと利益が「大幅に」減少すると書かれています。今回の
3ヶ月は金融に支えられたとなっていますが、通期では金融も増収では
あるものの減益となっています。唯一光が見えるのは映画だけでした。
それと資産売却です。建てたばかりのソニーシティー大崎のことでしょ
うか。

会社を支える養分は映画からしか入ってきていないようです。映画に携
わるメンバーには感謝しなければなりませんが、エレクトロニクス機器
に関わるメンバーは今後どこまで圧縮してゆかなければならないのでし
ょう。薄利で商売するエレキは極論すれば売り上げと従業員数が比例す
ると考えられます。

デジタルカメラも、テレビも、ブルーレイも、ゲームも「大幅な減収、
減益」としながら通期での売り上げ、利益は据え置きました。映画や金
融がどの程度補完するのかの説明はありませんがエレキのビジネスが雇
用できる人員を大幅に「減少」させなければならないことは明らかです。

「会社の状況認識」のカテゴリでも書いてきましたが、会社は生き残る
かもしれませんが、日本人は会社内では生き残れません。見方を変える
と日本人の雇用を減らさなければ会社は生き残れないのです。

会社で生きようとしている人たちの選択肢はどんどん狭められています。
会社を生かそうとする人になってください。もしくは自分にとって会社
が有用なのか無用なのか。会社で働く意義を確認してください。

会社で生きようと思っても「そうは問屋が卸さない」事態に陥ってます。

ちがいますか。


平井一夫社長に期待する
 2012年度第3四半期(2012.10~12)が発表されました。売上、利益共に
昨年度に対し向上しているとのこと。なによりでした。スウェーデンの
電話会社エリクソンとの合弁を完全子会社化したことによる売上と利益
が牽引したとの論調でした。母体のエレキは減収、減益だと。スマホだ
けが好調だったということでしょう。この辺のことは別の機会に考えて
ゆきたいと思います。

今回のブログの内容は駄洒落だと思って読んでください。落語好きの私
はこの手の話題に心が引き寄せられてしまいます。

ソニーの社長を担当してきた方々を順に並べます。(私の記憶レベル)

・前田多門氏(まえだ たもん)
・井深大 氏(いぶか まさる)
・盛田昭夫氏(もりた あきお)
・岩間和夫氏(いわま かずお)
・大賀典雄氏(おおが のりお)
・出井伸之氏(いでい のぶゆき)
・安藤国威氏(あんどう くにたけ)⇐ すっかり忘れてました(4/2追加)
・中鉢良治氏(ちゅうばち りょうじ)
・ハワードストリンガー氏(はわーど すとりんがー)
・平井一夫氏(ひらい かずお)

出井氏の後半から怪しくなりはじめ、安藤氏の時代に早期退職全盛期を
迎えます。2007年度に円安を梃子に最高売上げ、最高利益を記録します。
でもこれは神風により与えられた結果でしょう。

平井一夫社長に期待する理由です。

ひとつ:苗字の音が三文字。
    創業以来、成長を続けてきた歴代の社長は姓、名みな三文字。
ふたつ:名前の音も三文字
    デジタルドリームキッズを標榜した出井氏は名前が四文字。
みっつ:左右対称(シンメトリー)
    平井社長の名前は漢字で書くと左右対称です。これはバランス
    感覚に優れた逸材ではないのか

期待している唯一の理由です。


ふたつのシミュレーション
 早期退職応募に際し最も関心が高いのが退職後の収入でしょう。新し
い仕事はすぐに見つかるだろうか。そこでの年収はどのくらいもらえる
のだろうか。子供の教育資金や住宅ローンの返済、また現在の生活水準
の維持などにどのくらいの費用が必要なのか様々シミュレーションする
必要があります。

でも住宅ローンの金額は当然決まっていますし、こどもの教育に必要な
資金は年齢に応じて全国平均などのデータがそろっています。医学部に
ゆくなどの特殊な事情がなければだいたいの予想はつきます。

そしていま現在、どの程度の収入があって、年間どの程度支出している
かもわかるはずです。したがって今の生活を維持するうえに必要な費用
はざっくり計算できてしまいます。

シミュレーションが難しいのは収入のほうです。現在の蓄えや退職金だ
けで老後含めた費用全額を賄うことはまず無理です。何らかの手段で収
入を得なければなりません。いったいいくらくらいの収入が得られるん
だろうか。

でもちょっと待ってください。早期退職に応募するか否かは二者択一の
問題です。したがって退職後のシミュレーションを行うのと同時に残留
した場合のシミュレーションはどうでしょう。

まだ始めてもいない生活の予測を立てること、これは難題です。再就職
先が決まっていなければまず安心できる結果を得ることはできないと考
えるのが無難です。

しかし残留した場合の将来をシミュレーションすることはさほど難しく
ないのではないですか。だってもう何年も経験してきているわけだから。
5年後、10年後、所定の定年まで自分はどんな仕事をしているんだろう。

早期退職に惹かれている人たちは現在の仕事の将来に不安があります。
いまのまま仕事が続けてゆけるんだろうかと。会社の状態も良いわけは
ありません。退職者を募集しなくちゃならない状況なんです。

そこでこう考えてみてはどうでしょう。会社はいまのままでは危ない。
だから退職者を募集しようとしている。自分は整理対象の仕事に従事し
ている。会社で、職場で今後どうなるのか。そのシミュレーションです。

会社の状況悪化は一時的なものでしょうか。為替が上向けば安心できる
ものでしょうか。アベノミクスで円安、株高が進んでいます。実態は何
も変わっていないのに。会社、職場が今のままのやり方でも外部環境に
よって好転する、それを期待するのも一つの考え方ですが、これは会社
で生きようとする人たちの希望ではないでしょうか。

会社は変わらなくてはならない。仕事も大きく変えてゆかなければなら
ない。再び光り輝く企業になったとき、いったいどのようなビジネスが
牽引しているんだろう。今の仕事とは違うはず。その中で自分はどんな
立場で、どんな仕事をしているんだろう。そこに求められる専門性は何
で、どのような人たちと仕事をしているのか。その中で私は軸となって
仕事をしているんだろうか。

このシミュレーションはできるはずです。何年も頑張って、力を注いで
きた仕事の先行きを自ら予測してください。そこに何が見えますか。

二者択一の課題。見えないものに問いかけても答えはもどってきません。
まず、見えるものの未来を把握してみませんか。