プロフィール

運はみんなに平等

Author:運はみんなに平等
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

早期退職を考える人たちへ
早期退職が盛んな日本の製造業。去るか、残るか悩んでいる人たちへの参考として私の経験を伝えます。 左下「カテゴリ」を目次代わりにしています。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自分のことは自分できめたい
 二者択一の問題として「どっちにしようか」と扱っているうちはまだ
良い状況かもしれません。最悪の事態として本人の意思に関係なく会社
側から退職を促されるようなことが起こらないとも限りません。もちろ
ん会社が個人に退職を命ずるようなことはありません。そんなことが明
るみに出たら会社は大変なことになります。会社はもっと優しく接して
くれます。みなさんの上司は、あなたにとって会社に残るという選択が
いかに虚しいものであるかを説き、早期退職への応募がもっとも懸命な
選択であると諭してくれるでしょう。

いまの職場はあなたに合っていますか。やりたいことはできていますか。
もっと力を発揮したいと思いませんか。最初はこのような言葉で今後の
方向性に対する助言をしてくれるかも知れません。

しかし次の段階ではその答えが求められます。はい、とてもモチベーシ
ョン高く仕事ができていますと答えても、これまでの評価結果をベース
に思ったほど成果に結びついていないようですね、と切り返されてしま
うかも知れません。そして、もう今の職場にはあなたに担っていただく
仕事はありませんと告げられ、期限が切られ、自分の力で新しい職場を
見つけ出すよう指示されるはずです。見つけられない場合の対処方法と
してあなたのキャリアを再開発してくれる職場を教えてくれます。

そうなるとこの問題は二者択一ではなくなります。唯一残された選択肢
をどのように受け止め、そしてどう進んでゆくかを考える問題に変化し
ます。

選択肢がある状態での決断と、余儀なくされてからの受容には大きな差
があります。会社の中で生きられるだけ生きて、だめだったらそのとき
諦めればいい。そう考えるひともいるかと思いますが、誰に、どのよう
な場所で、どんな言葉をかけられ、そのときの相手の表情は、などなど
よく頭の中に描いておいたほうがいいです。迫られてから考え始めるの
では前向きな再スタートを切ることが難しくなります。


スポンサーサイト
減らされてゆく選択肢
 2月7日ソニーの2012年度第3四半期の業績発表がありました。電気業
界全体として増収増益の報告が行われており、ソニーも昨年同時期との
比較で業績が改善しているとの報告でした。クリスマス商戦を戦った第
3四半期(10月~12月の3ヶ月)の売り上げは1.8兆円が1.9兆円に、利益も
-900億円から+450億円と増えていました。

円安による神風も大きく後押ししてくれていますが、主な理由は携帯電
話会社の「ソニーエリクソン」を100%子会社化しその全収益を会計に
組み入れたための結果でした。ソニー株が発表している公式ページでも
ここは明確に説明されています。

一方テレビ、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ウォークマン、プレステ
に代表される個人向けビジネスは「大幅な減収、減益が見込まれる」と
し、今年3月期の年度決算発表におけるダメージへの布石があからさま
に述べられています。一方金融などの好調に支えられ、2012年度全体と
しての利益は200億円の黒字に据え置くとしています。

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/viewer/12q3/

ソニーが発表した内容が掲載されています。売り上げの大半を担う民生
機器の売り上げと利益が「大幅に」減少すると書かれています。今回の
3ヶ月は金融に支えられたとなっていますが、通期では金融も増収では
あるものの減益となっています。唯一光が見えるのは映画だけでした。
それと資産売却です。建てたばかりのソニーシティー大崎のことでしょ
うか。

会社を支える養分は映画からしか入ってきていないようです。映画に携
わるメンバーには感謝しなければなりませんが、エレクトロニクス機器
に関わるメンバーは今後どこまで圧縮してゆかなければならないのでし
ょう。薄利で商売するエレキは極論すれば売り上げと従業員数が比例す
ると考えられます。

デジタルカメラも、テレビも、ブルーレイも、ゲームも「大幅な減収、
減益」としながら通期での売り上げ、利益は据え置きました。映画や金
融がどの程度補完するのかの説明はありませんがエレキのビジネスが雇
用できる人員を大幅に「減少」させなければならないことは明らかです。

「会社の状況認識」のカテゴリでも書いてきましたが、会社は生き残る
かもしれませんが、日本人は会社内では生き残れません。見方を変える
と日本人の雇用を減らさなければ会社は生き残れないのです。

会社で生きようとしている人たちの選択肢はどんどん狭められています。
会社を生かそうとする人になってください。もしくは自分にとって会社
が有用なのか無用なのか。会社で働く意義を確認してください。

会社で生きようと思っても「そうは問屋が卸さない」事態に陥ってます。

ちがいますか。


外堀は埋まりつつある
 2012年度もいよいよ大詰めになりました。通期での業績はほぼ確定し、
会社中枢では概ね状況が把握されているはずです。

先日の報道でハワード・ストリンガー氏の退任が伝えられました。また
今日の朝刊では中鉢良治氏が副会長を降板し、6月の株主総会で取締役
も退任すると報道されました。産業技術総合研究所というところに転出
するというものです。赤字続きにも拘わらず法外な所得を得ていた二人
の経営者が解任されることになります。これは何を意味しているのでし
ょう。

これに先立ち竣工間もない大崎の自社ビルを売却しました。かつて御殿
山にあった「ソニー村」も既に人手に渡り、3月末には岐阜県美濃加茂
にある高密度実装の基幹工場も閉鎖されます。もう整理するにも国内に
残る事業所は数える程しかありません。

早期退職の募集によるリストラも継続的に行われ、今年4月からは役職
定年制も導入されるようです。基本的に50歳以上の管理職は若手に席を
譲り、早々に新たな人生に向け新たな場所で再スタートを切りなさいと
のことでしょう。役職定年後、一定期間内に退職すれば上乗せ金が支給
されるとか。

矢継ぎ早に実施される様々なリストラ策。堰を切ったように繰り出され
てきました。そして今回の会長、副会長の解任です。

切り売りを続けても健康な体を取り戻すことはできません。どうしても
外科手術を行い、経営上の患部を切除する必要があります。不採算事業
の清算です。もちろん従業員もろともに清算しなくては意味がありませ
ん。

リチウムイオン電池や小型LCDパネルの事業は従業員と一緒に売却する
ことができました。これはいまにして思えばまだ恵まれた状況だったの
ではないかと思います。売却の見込みが立たない不採算事業の処理にあ
たっては、整理解雇に踏み切るのではないかとの思いに至ります。

整理解雇とは企業の存続を目的に従業員を解雇する手続きのことです。
裁判所の裁定を得る必要があります。整理解雇には4つの要件が必要と
されています。

 1.人員整理の必要性
 2.解雇回避努力義務の履行
 3.被解雇者選定の合理性
 4.手続きの妥当性(説明、協議、周知、徹底などの手順)

繰返し実施されてきた早期退職者募集、事業所の閉鎖、自社ビルの売却、
役職定年制の導入と退職者への上乗せ金、高額所得役員の解任などなど。
八方手を尽くしていることが判りやすく説明できる環境が整ってきた様
に見えます。外堀はすでに埋められてしまったのではないでしょうか。
全ては5月に発表される2012年度通期の決算報告次第です。

追い込まれた製造業での「2013年夏の陣」が起きそうな気がしてなりま
せん。


金銭解雇に備えよう
 私の10年先輩、団塊の世代と呼ばれる方々がしゃにむに働き戦後日本
の復興を果たしました。各地から集団就職列車に乗り正に地域まるごと
の学生さんたちが上京し企業に就職しました。その映像はときおりニュ
ースでみることがあります。

職場で知り合った人と恋愛結婚し、鉄筋の団地に住み、三種の神器と呼
ばれたテレビ、冷蔵庫、洗濯機を整え、自家用車を持つことが夢とされ
ていました。

会社で猛烈に働き、給料を増やし、子供をもうけ、家族の夢を膨らませ
てゆく。一生懸命働けば報われると信じて頑張った時代です。

いまは違います。技術が進みモノがあふれ移り気な顧客を相手に会社が
右往左往しています。見込みを外すと大きな損失に見舞われます。でも
生活の利便性に不満のなくなった私たちの生活、なくてはならない機器
自体が存在しません。十分に間に合っています。

そんな企業の状況を逆手に取り、大企業の経営数値改善での経済再生を
標榜するアベノミクスは終身雇用に幕を下ろそうとしています。楽天の
三本谷氏らを軸とする「いまどき」企業家による「金銭解雇」の解禁で
す。悪い面ばかりではありませんが、終身雇用に慣れた日本人には酷な
環境が準備されつつあります。

会社の右往左往は必然です。そして団塊の世代の方々が信じて疑わなか
った(と思っていますが)会社で頑張れば収入が増えてゆくという構図
はもう描けなくなってきています。会社は従業員を保護しきれない状況
に来ているのです。景気が悪くなる、経営が危なくなると会社存続の為
従業員を減らしてゆくことが一般的なことになってきています。

皆さんが会社の経営者だったらどうしますか。追い込まれた経営の中で
従業員を全員保護し、収入も維持してやり続ける方法が見いだせますか。
見いだせる方はぜひ臆せず会社のトップに提言してください。会社を生
かすとはそういうことです。

でも私を始め多くの方々はその方法が見つからないと思います。新しい
柱を立てる場所が見えないのだと思います。

会社はもう従業員全員を保護することができません。そう考えることが
普通な時期に入っています。ましてや早期退職に心を動かされている人
はそう自覚したほうが安全です。

心と体にスタミナを蓄えましょう。会社を外から見、自分自身も外から
見つめて求められていることではなく、求めていることを探りましょう。
自分の心に素直に問いかけることが心のスタミナを蓄えることになりま
す。これはとても勇気がいる作業です。でも他からの力で考えさせられ
るのではなく、自らの考えで行動する事で心の健康が維持できます。

合わせて体のスタミナも蓄えましょう。自分の意思で活動するようにな
ると体にも負担がかかります。自信を身に着けるということは他の批判
に正面から立ち向かう意思をもつことに他なりません。周到な準備が必
要になります。時間もかかります。

会社への依存を減らし、自分の力で働いてゆく。そのためには心と体の
スタミナが必要です。


サラリーマンは自ら社長になれません
 国会議員になるなら総理大臣にならなければ意味がない。総理大臣に
なる気持ちのない人に議員は務まらない。国を憂いて議員になる以上は
国を司る志が求められるのは当然です。私たちも総理大臣になれそうも
ない人に投票するのはどうかと思われます。極道の世界も同じようです。
映画「極道の女」で岩下志摩さんが『極道やったらてっぺんとらな』と
世良正則に叫ぶシーンを憶えています。

しかしサラリーマンは違います。最近は社長を目指してサラリーマンに
なる人は日本の場合ほとんどいないようです。野心がないからでしょう
か。それもあります。でもそれよりストレスの少ない生活を望んでいる
かららしいのです。ほどほどの仕事でほどほどの所得がいいとか。

一方で「私は社長になる!」と会社に就職した人もいるかも知れません。
頼もしいです。

しかし残念ながら自分から社長になることは日本の会社ではできません。
社長に「してもらう」必要があります。だれかに「あなたを社長にする
ことにしましょう」と声をかけられないかぎり社長にはなれません。

社長に限らず、取締役でも、本部長でも、事業部長でも、所長でも何で
も。課長や係長だって「だれか」から言ってもらえない限り就くことは
できません。自らその職位に就くことはできないのです。それがサラリ
ーマンです。組織の中で発言権を持つ「だれか」が推薦してくれなけれ
ば職位を上げることはできません。そして所得も上げることはできませ
ん。

組織で偉くなる、職位を上げてゆくには普通の生活には不必要な力が求
められます。自分より立場の強い人に気に入られるために動けるという
能力です。滅私奉公ということばが昔の日本にありました。私の小学校
にも掛けてあったように思います。いまでも脈々と生きているのです。

会社では自ら職位を得ることはできません。社長はおろか課長や係長で
も同じことです。「部長になった」のではなく「部長にしてもらった」
なんです。だれかさんに。

会社の中で、組織の中で職位を上げるということはこういうことです。
出世を成し遂げることは組織の上司、権力者の推薦を取り付けることと
同意です。客観的などという基準なんかありません。会社時々刻々とそ
の価値観を変化させているし、その会社で登って行った「上司」たちは
都合で意見の変わるさらに上司に対して柔軟に対応しながら生き永らえ
ているんですから。

以前のサラリーマン川柳にありました。
『指示を待つ 上司の下で 指示を待つ』

自分自身の考えがあり、いつかは職位を得て実現しようと一生懸命上司
に仕え信頼を得るという生き方も大切かもしれません。かつてはそれが
王道だったのかもしれません。でももうそんな時間的な猶予は得られま
せん。公立学校の先生でもわずか3年で転勤させられてしまうのです。
卒業して程なく自分が知る先生は一人残らず学校から去ってしまいます。

自分の意思を実現させる近道は自立です。たとえ働く場所が企業であっ
たとしても自分の仕事を自分の責任の範囲で全うする。

新卒で就職した人たちにはまだそんなことはできませんが、企業で何年
も鍛えられてきた人たちなら「自分の仕事」があるはずです。その仕事
力を求めている企業もあるはずです。自分自身で起業してもいいです。

どのような形にせよ、自分自身の「てっぺん」を自分の意思で手に入れ
ましょう。


かわいそうな社員たち
 どこから書き始めたらいいのか。そのことにすら思いがあちこち揺れ
動いていることがはっきりと自覚できます。

阿倍くんが黒田くんに向かい「一万円札をじゃんじゃん印刷して片っ端
から市場にばらまいてくれ」との指示のもと日本中に一万札があふれ始
めています。垂れ流しにされた万札は為替相場を円安に導き、輸出企業
の円建て決算を底上げしました。

そして管制昇給という形で各企業にベースアップを強制しました。あん
たの会社決算が良く見えているのはだれのおかげだと思っているんだ、
と言わんばかりに。そしてさらには法人税減税を担保にとられたという
ことでしょう。

新聞には「ベア○年ぶりに決定」「法人税減税分を一時金として支給」
「増収増益」などという企業としての決算数値が新聞紙面におどってい
ます。一時は危機を報道されたパナソニックは先期に巨額の償却損を計
上し世間を驚かせましたが、2013年期は見事に1200億円の黒字を手に入
れました。

世の中の大企業がたとえそれがバブルとわかっていても好景気感を発信
する中、同じ土俵にいながらただ一人黒星続きで引退も囁かれるような
会社がありました。

今朝の新聞ではパソコン事業を売り渡した会社が7月に設立されるとの
報道でした。従業員は240名とか。ん、ちょっとまてよ。

売却されたVAIOは2013年度の12月までの売上げが500億円です。ソニー
の一人当たり売り上げは概ね5000万円でした。10万人で5兆円、16万人
で8兆円です。500億円の商売で赤字だったとすると少なくとも1000人以
上の従業員がいたはずです。この1000人はどこにいっちゃったの。

この一日前、日本放送協会のニュースで2013年度の決算で損失が拡大し
1100億円から1300億円になると報じられました。それもこの円安下にも
拘わらず三度目の下方修正だというのです。

この会社は何回繰り返しても学習しない連中が運営しているんでしょう
か。あきれてものが言えない。

1984年VHSとのフォーマット戦争で追い込まれたソニーは電車内に「ベ
ーターマックスはなくなるの」との吊広告を大々的に展開し、その名の
とおり無くなりました。さらに2002年ころだったでしょうか。欧州では
人気の高かったトリニトロンテレビの生産を止めると発表しました。大
型のプロジェクションや液晶テレビが主流となったアメリカでの敗北を
受けての「我々は常に進歩する」とのメッセージだったのでしょうか。
新しいトリニトロンに買い替えたいというユーザーの希望を見事に打ち
砕きました。そしてまだ生産中にも拘わらずトリニトロンテレビは買わ
れなくなりました。2005年には主力だったイギリスのブリジェンド工場
を閉鎖しています。

止めると判っている商品を買う人はいません。買いたいと思っていても
止めるんだったら修理してもらえないかもしれない不安がつきまといま
す。VAIOを売却すると発表したことで売り上げが想定を下回ったとか。
バカじゃねえの、こいつら。これも三度目だよ。

私が会社にいた当時、上司から「課長は3ヶ月先を見据えて準備をする
んだ。部長は1年先をみて体制を整えなければならない」これは私が担
当部長という中途半端な役職に昇格したときに与えられた言葉です。

アメリカの会計基準に則っているソニーは四半期ごとにその四半期の決
算と1年通期の見通しを発表しています。その報告が3回続けて下方修
正されたということは、この会社の幹部は3カ月先が判らないというこ
とを示しているのです。それも新規ビジネスの投資の話ではありません。

何年も続けてきたビジネスのオペレーション、売上げ見込みだけのこと
です。課長ですら3カ月としているのならこの会社の役員は課長の資質
さえ持ち合わせていないということになります。そんな連中に億単位の
報酬を支払っているのです。

工場を売り、ビルを売り、土地を売り、人を売り、今回ブランドまでも
が売りに出されました。こういった会社は「何業」に分類されるんでし
ょうね。資産を売ってるわけだから不動産業ですか。なるほどソニーが
不動産業を始めるのはそういうことだったのか。

これで金貸しと不動産の二つを手にしました。あとは、軍需か風俗か。

社内には課長級以下の役員とその取り巻き連中、その周囲にはゴマ擦る
だけの役員予備軍、そのさらに下の予備軍狙いの腰巾着管理職。そんな
連中に右往左往させられる多くの社員、技術者がかわいそうです。
自分の周囲を客観的に捉え自らの生き方を選び直してほしい。

自らの力で今の会社を変えるのか、それとも辞めるのか。さすがに居続
けられればという楽観的選択肢はもう選びようがないのではないですか。

やりたいことを始めてください。




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。